マーケットスピード 不具合解消

楽天証券の取引ツール、マーケットスピード(MarketSpeed)は、人気の高いトレードツールで、国内株式・米国株式・為替・日経225先物・オプション・海外先物・カバードワラントを取引できるツールである。アプリケーション型リアルタイムトレーディングツールで、ユーザー環境上で動作するネイティブアプリケーションであり、安定度と実行速度が優れている。情報も豊富で初心者からアクティブトレーダーまで幅広く利用されている。

しかし、このようなマーケットスピードでも、予期しないエラーが出たり、バージョンアップ後に作動が不安定になり、頻繁にログアウトを繰り返すなど不具合が起きることがある

そこで、まず何よりも優先してやってみたい解消方法2点を記すことにする。しかし、この方法で全てが解消するわけではないので、最終的にはクリーンインストールが必要なことを、ご承知おき願いたい。なお、インターネット通信は正常に行われていることを前提とする。

同一パソコン内で、マーケットスピードの複数起動について、楽天証券は否定しているので論外とする。

また、今回使用したOSは、Windows10 64bit および MarketSpeed のバージョンは、Ver:16.6 である。

下の画像は、エラーが表示された一例である。

1、ネットワーク設定の変更

正常作動していたマーケットスピードのバージョンアップ後に、ログアウトを繰り返すなど動作が不安定な場合は、ネットワークの設定を変更することで解消することがある。

手順1、マーケットスピード上部[環境設定]をクリックする。

手順2、上部の[ネットワーク]のタブをクリックする。

手順3、[ネットワークの設定]内の、現在の設定と異なる方を選択する

下記画像のように、現在[A]のラジオボタンにチェックが入っているある場合は、[B]の方にチェックを入れ替える。または、[B]に入っていた場合は、[A]に入れ替える。

手順4、最後に[OK]をクリックする。

設定が終わったら、マーケットスピードを一旦終了し、再起動してログインする。

ネットワークの設定を変更しても解消しない場合は、次を試みる。

2、キャッシュファイル全て消去

正常作動していたマーケットスピードのバージョンアップ後に、エラーが多発するなど動作が不安定な場合は、マーケットスピードにより生成されるキャッシュファイルを消去することで解消することがある。

キャッシュ機能とは、一度表示したデータなどの情報をキャッシュファイルに保存することで、次回からはその情報をすばやく表示できるようにしている。しかし、キャッシュ後にデータなどの情報が変更されると、最新の情報が正しく表示されない場合があり、エラーとなって表示されるようになる。そこで、キャッシュファイルを消去し、最新のキャッシュファイルを生成させるものである。

キャッシュファイルを消去すると、マーケットスピードで設定した情報の一部が初期化されるので、バージョンアップを行う前には、日ごろからエクスポートしておくことが必要である。

初期化される設定情報

マイページ・市況情報・個別チャート・ザラバ情報・登録銘柄情報など

エクスポートおよびインポートのできる設定情報

マイページ・ザラバ情報・登録銘柄情報

手順1、下記の[MarketSpeed]のフォルダ内へ移動する。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\MarketSpeed

[AppData]は隠しファイルになっているので、エクスプローラの[表示]タブをクリックし、[☑隠しファイル]にチェックを入れる。なお、[ユーザー名]は、各々のユーザー名に変更する必要がある。

手順2、[MarketSpeed]フォルダ内で、下図赤枠内の4つのキャッシュファイルを、間違えないように自己責任で削除する。

手順3、マーケットスピードを終了し、再起動してログインする。

再起動時は、キャッシュファイルを生成するために若干時間がかかる。ログインしたら、エクスポートした設定情報をインポートし、他の設定情報を確認および構築する

3、最終的にはクリーンインストール

マーケットスピードのキャッシュファイルを消去することで殆どは解消できるが、もしも解消しない場合は、再度アップデートするのではなく、クリーンインストールする必要がある。

クリーンインストールは説明するほどでもないと思うが、Windowsのコントロールパネルから[MarketSpeed]を削除し、手抜きしないでパソコンを必ず再起動させ、パソコン内のスピードマーケット情報をクリーンにしてから、[MarketSpeed]を再度インストールする。

スピードマーケットを起動し、立ち上がったらログインしてエクスポートした設定情報をインポートし、その他の情報を確認および構築する必要があるだろう。

最後に、このページを閲覧された方々の利益が益々増大しますようお祈りいたします。
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