ディスク使用率が100% 解決策
【 更新日:2019年04月01日 】

パソコンの動きが「遅い」「重い」「エラーが出る」「ハードディスクのアクセスランプが常に点滅している」等々パソコンの調子が悪い、どうしてだろう?。

MicrosoftがWindows10の無償アップグレード実施期間中に、低スペックのパソコンにWindows10を無理やり突っ込んだ方もいるだろう。このようなマシンには特に起こり得ることである。

とりあえず確認してみる。
[スタートボタン]または[タスクバー]を右クリックし、[タスクマネージャー]を立ち上げる。

タスクマネージャーが立ち上がったら、[パフォーマンス]のタブをクリックして、Windowsのインストールされているハードディスク(ここでは、C:ドライブ)を確認すると、「100%」になっている。これでは「動け!」と言う方がおかしい。

原因はいろいろあるが、何よりもまず考えられることを記す。

ピアツーピアを接続するためのサービスが、プロセスを占有している場合がある。

ピアツーピア ネットワークが、問題を起こしている場合がある。

プリフェッチ機能が問題を起こし、キャッシュ管理がうまく行われていない可能性がある。

サービス ソフトウェアが、不具合を起こしている可能性がある。

このページでは、このような問題を解決するために、画像を用いながら説明していくことにする。

1、ピアネットワークを無効にする

ピアネットワークの機能を簡単に説明すると、ネットワークで接続された各PCが、ファイル共有サービスを実行し、互いに相手の共有ファイルを利用し合う機能である。

ピアネットワークを無効にするには、インターネットプロトコルTCP/IPv6を無効にする方法もあるが不安要素を残すので、ここではWindowsサービスからピアネットワークを無効にする方法を記す。

[スタートボタン]上で右クリックし、メニューから[コントロールパネル]をクリックする。

※ Windows 10 creators 2017 Update(1703)を実施した場合、コントロールパネルを開くには、下記の3通りの方法がある。

[スタートボタン]をクリックし、アプリの一覧内の[Windows システム ツール]から[コントロールパネル]をクリックする。

[スタートボタン]上で右クリックし、ファイル名を指定して実行のフォーム内に「Control panel」と入力して[OK]をクリックする。

タスク バー(Cortana)の検索ボックスに「コントロール パネル」と入力して、メニュー内の[コントロール パネル]をクリックする。

カテゴリー内の[システムとセキュリティ]をクリックする。

システムとセキュリティ内の[管理ツール]をクリックする。

管理ツール内のショートカット一覧が表示されたら、[サービス]のショートカットをダブルクリックしてWindows サービスを起動させる。

サービスのダイアログ右側フォーム内から、下記の3つのプログラムを探し出し確認すると、[スタートアップの種類]がデフォルトでは、[手動]に設定されているので、ここを[無効]に設定する。

プログラムは、デフォルトでは上からアルファベット順に並んでいる。

Peer Name Resolution Protocol

Peer Networking Grouping

Peer Networking Identity Manager

Peer Name Resolution Protocolの文字をマウスでポイントしてクリックする。表示されたコンテキストメニュー内の[プロパティ]をクリックする。

プロパティのダイアログ内の[全般]タグをクリックする。

スタートアップの種類のプルダウンメニューから[無効]をクリックして選択したら、[OK]をクリックする。

なお、「② Peer Networking Grouping」および「③ Peer Networking Identity Manager」も同様に繰り返す。

全てを変更したら、サービス内のスタートアップの種類「無効」になっていることを確認する。

2、スーパーフェッチを無効にする

スーパーフェッチ機能を簡単に説明すると、Windows Vista以降搭載されている機能で、起動管理に従いプログラムを事前にメモリに読み込むことで起動を高速化する機能である。

前記の方法と同じ方法でWindows サービスを立ち上げ、Superfetchを探し実行中の場合は、マウスでポイントして右クリックし、現れたコンテキストメニュー内の[停止]をクリックする。

停止が確認できたら、右側フォーム内のSuperfetch[無効]にして[OK]をクリックし、「無効」になったことを確認する。

※ Windows 10 October 2018 Update(1809)を実施した場合

Superfetchの名称が SyaMainに変更になっているが、無効の操作は上記同様に行うこと。

3、ワンドライブを無効にする

ワンドライブとは、Microsoft社が提供している、写真や動画などのファイルを保存して共有できる、無料のオンライン ストレージサービスのことである。

※ Windows 10 Fall Creators Update (1709)を実施した場合
Windows 10 Creators (1703)までは、OneDrive 機能はファイルがデバイス上のストレージに保存されるため、ストレージの容量を圧迫する要因になっていた。そこで、Windows 10 Fall Creators Update (1709)では、OneDrive ファイルオンデマンド機能が追加され、ストレージの容量を使用せずに、ファイル エクスプローラーでクラウド上に保存されたファイルにアクセスできるようになった。また用途に合わせて、ファイルをオフラインでも利用できるように、ストレージ上に保存有無の設定ができるようになった。
このため、Windows 10 Fall Creators Update (1709)を実施した場合は、ここでのワンドライブを無効にする必要はなくなった

Windows 10 Creators (1703)までのバージョンで、ワンドライブを無効にするには、コマンドラインからローカルグループポリシーエディターを起動して設定する。

[スタートボタン]を右クリックし、[ファイル名を指定して実行]をクリック、名前のフォーム内に[gpedit.msc]を入力して[OK]をクリックする。

ローカルグループポリシーエディターが起動したら、コンピュータの構成から次の手順でツリーを開く。

管理用テンプレート ➡ Windowsコンポーネント ➡ OneDrive ➡ 編集

[OneDrive]をクリックし、右フォーム内の「OneDrive を記憶域として利用できない様にする」の表示を探して、文字上で右クリックすると、コンテキストメニューが表示される。

[編集]をクリックする。

「OneDrive を記憶域として利用できない様にする」のダイアログが表示されたら、[有効]のラジオボタンをクリックしてチェックを付けて[OK]をクリックし、ローカルグループポリシーエディターを終了する。

最後に、タスクマネージャーを立ち上げて、[パフォーマンス]のタグからディスクの状況を確認すると、100%の表示をしていたC:ドライブが10%に減少し、「正常に作動している」ことが見て取れる。

4、その他

ここまでの作業でほとんど解決するが、パソコンのシステムの違いやスペックなどによって微妙に変わってくる。また、2つ以上のものが競合して悪さを引き起こしている場合もある。なお、解決しない場合は下記のような原因も考えられる。

仮想メモリ(ページファイル)の見直しをする。
仮想メモリとは、RAMディスクのように使用される領域で、物理メモリ上に仮想メモリサイズを指定できる。物理メモリ上の仮想メモリサイズが不足すると、ハードディスク上の領域を仮想メモリとして使用するようになる。ハードディスクは物理メモリよりも相当遅いので、パソコンの動きは重くなってしまう。そこで、物理メモリに余裕(8GB以上)がある場合は、物理メモリ上に「仮想メモリ(ページファイル)」サイズを増やして、改善する場合がある。

BIOSやドライバー、およびセキュリティソフトのアップデートすることで、改善する場合がある。

Windows Updateがバックグラウンドで動作し続けることが原因の場合もあるので、Windows Updateを停止して改善する場合もある。

Microsoftは、キーボードから入力した全てのデータや音声入出力の会話を監視記録するためのキーロガーソフトをWindows10内に内蔵し、Microsoftが必要とする情報を収集しているが、このキーロガーのサービス停止または削除することで改善する場合もある。

なお、Windows10 のキーロガー停止および削除する方法は、➡ Windows10のキーロガーを削除する を参照。

ここまで解決策を記したが、いずれを試しても改善しない場合は設定を元に戻し、異なる方面から解決策を試みる必要がある。

page_top