OmniRig V2 ダウンロードやインストールなど

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OmniRig V2 は、VE3NEA(Alex Shovkoplyas)OM が最初に開発した OminRig v1 を、HB9RYZ(Wolfgang Sidler)OM のサポートを得て、Stephan Andratsch によってバージョンアップされたものである。これは、Windows 7/8/10 で使用できるトランシーバおよびレシーバの通信設定用 COM コンポーネントである。

HB9RYZ ウェブサイトによると、「OmniRig V2 はオムニリグ Omnirig v1と互換性はなく、OmniRig V2 は、HDSDR 2.80 など、近年開発されたプログラムでのみ実行される。ただし、Omnirig v1 と OmniRig V2 は同時に同じコンピューター上で実行できる。」と、説明している。

また、すべてのプログラムが、OmniRig V2 コンポーネントを使用して独自のコードで無線機を制御し、特定の通信ポートにアクセスする。OmniRig V2 では、新たに異なった COM ポートに接続されている最大 4台の無線機または受信機まで制御できる。無線機の種類は多様で、OmniRig V2 の起動時に、Rigs のサブディレクトリから無線機の記述ファイルを読み取る。その他、ユーザーから「従来の OmniRig とは異なり 1GHz 以上の高い周波数でも安定して動作する。」との情報を得ている。

OmniRig を SDR (ソフトウェア無線) にセットアップすることで、SDR と同期されている無線機での送受信は当然のこと、SDR からの送受信操作もいとも簡単にできる。このようなことから、バンドスコープが実現できるため、送受信の電波状況を目視しながらアマチュア無線の交信が楽しめる。

また、OmniRig V2 でサポートされている無線機等は、以下の HB9RYZ OM のウェブサイトで確認できる。

このページでは、Omni-Rig v2 のダウンロードおよびセットアップ方法などを、Windows 10 の画像を用いながら説明していくことにする。

--- 目 次 ---

1、OmniRig V2 のダウンロード

2、OmniRig V2 のインストール手順

3、OmniRig V2 のセットアップ

4、不要になったリグファイルのバックアップ

5、Omni-Rig を HDSDR Version 2.80 で使用する

1、OmniRig V2 のダウンロード

HB9RYZ(Wolfgang Sidler)OM のウェブサイトで、[OmniRig V2] をダウンロードして任意のフォルダーに入れる。

このページの内容から、「OmniRig v2.1は、まもなく新しい MultiRig v1.0に置き換えられます。」とのことである。

HB9RYZ OM のウェブサイト ➡ Download [11'342 KB] OmniRig v2.1

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2、OmniRig V2 のインストール手順

ダウンロードした [install_omnirigv21.zip] ZIP ファイルを解凍すると、[Install_OmniRigV21.exe] 実行ファイルが生成されるためインストールを開始する。

▶ 手順1

ダウンロードした圧縮ファイル [install_omnirigv21.zip] を解凍する。

解凍した実行ファイル [Install_OmniRigV21.exe] をダブルクリックする。

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▶ 手順2

Omni-Rig V2 のインストールを続行しますか? [はい] をクリックする。

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▶ 手順3

ユーザーアカウント制御のダイアログでは、[はい] をクリックして許可する。

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▶ 手順4

Omni-Rig V2 セットアップウィザードへようこそが表示される。

次へまたはキャンセルの選択は、[Next] をクリックして続行する。

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▶ 手順5

ライセンス契約でのダイアログでは内容を確認する。

同意できれば、[ ◉ I accept the agreement] (契約に同意します)のラジオボタンにチェックを入れる。

[Next] をクリックして次へ進む。

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▶ 手順6

情報のダイアログでは、重要な情報を読み [Next] をクリックしてセットアップを続行する。

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▶ 手順7

Omni-Rig V2 のインストール先ダイアログでは、こだわりのない場合はデフォルト先にインストールする。

インストール先を変更する場合は、[Browse...] (参照)をクリックして変更する。

[Next] をクリックして次へ進む。

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▶ 手順8

追加のタスク選択ダイアログである。

[ ☑ Create a desktop Shortcut] (デスクトップショートカットを作成する)および [ ☑ Launch Omni-Rig V2 after Installation] (インストール後にOmni-Rig V2を起動する)いずれもチェックボックスにチェックを入れる。

[Next] をクリックして次へ進む。

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▶ 手順9

コンピューターに Omni-Rig V2 をインストールする準備が整ったため、[Install] をクリックしてインストールを開始する。

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▶ 手順10

「Omni-Rig V2 をコンピュータにインストールするまでお待ちください。」が表示されるため、完了するまで待機する。

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▶ 手順11

情報のダイアログでは、重要な情報を確認して [Next] をクリックし、セットアップを続行する。

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手順8の設定どおり、デスクトップに Omni-Rig V2 のショートカットが生成される。

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▶ 手順12

続けて Omni-Rig V2 セットアップウィザード完了のダイアログが表示される。

[ ☑ Launch application after installation](インストール後にアプリケーションを起動します。)手順8の設定どおり、チェックボックスにチェックが入っている。

[Finish] をクリックして OmniRig V2 のインストールを完了する。

完了すると同時に、連続して以下の [2、OmniRig V2 のセットアップ] を行う。

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3、OmniRig V2 のセットアップ

前記の Finish をクリックと、以下の Omni-Rig V2 のセットアップダイアログが起動する。このダイアログは、デスクトップに生成されたショートカットを実行した場合と同じである。

設定方法は、使用する無線機の取扱説明書および PC ポート番号などを確認しながら、Rig name は入力、他はプルダウンメニューをクリックして必要なデータを設定する。

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以下の画像は、IC-706(左側)および TS-950S(右側)を設定したものである。また、OmniRig V2 では、4台の無線機を接続できるようになった。

[Rig name] は入力、[Pollint,ms/Timeout,ms] は入力または選択、その他はプルダウンメニューから選択する。

また、[Port] については、パソコンと無線機を接続しているパソコン側の COM ポート番号を選択する(COM1~COM20 まで選択できる)。

不明な項目については、勝手に変更せずにデフォルト状態で試してみる。使用する無線機すべての設定ができたら、最下の [OK] をクリックして決定する。

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4、不要になったリグファイルのバックアップ

SDR の起動を高速化するために OmniRig V2 で作成されたユーティリティで、使用しない Rig.ini ファイルをバックアップできるようになった。その方法を記す。

OmniRig V2 のセットアップのダイアログを閉じた方は、デスクトップに生成された [Omni-Rig V2] のショートカットを、ダブルクリックして立ち上げる。

上部メニュー [Omni-Rig] をクリックする。

メニュー内の [Rig-Files...] をクリックする。

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Manage Rig-Files (リグファイル管理)のメニューが表示されるため、内容を見ると「不要になったリグファイルをバックアップフォルダーに移動する。これにより、プログラムスタンプの読み込み時間が短縮される。」と、記されている。

Manage Rig-Files は、よく見かけるファイル移動のフォームが左右にある。左側は、使用するまたは設定した無線機ファイルで、右側は、使用しないためバックアップするフォームである。

中央の>は、個別移動ボタンで、>>>は、すべてを移動するボタンである。

それでは、すべて移動する>>>ボタンをクリックする。

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すると、「すべてのリグファイルをバックアップフォルダーに移動しますか?」と表示されるため、[Ja] (はい)をクリックする(ここだけドイツ語?)。

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次は、「リグファイルは Rig1 で使用されているため移動できません!」と表示されるため、[OK] をクリックする。

この表示は、OmniRig V2 のセットアップダイアログ に設定した数だけ表示される。

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移動が終了すると、以下画像のように表示される。

左側は、使用する Rig.ini および設定した Rig.ini ファイル。

右側は、使用しないバックアップした Rig.ini ファイル。

下の画像では見えにくいため、設定した Rig.ini ファイルおよびバックアップした Rig.ini ファイルのフォルダーの場所を、後日必要になると思われるために記す。

設定した Rig.ini ファイルフォルダーの場所↓

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Afreet\Rigs\

バックアップした Rig.ini ファイルフォルダーの場所↓

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Afreet\Rigs_bak\

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5、Omni-Rig を HDSDR Version 2.80 で使用する

最後に、Omni-Rig V2 を HDSDR Version 2.80 で使用する方法を記す。

HDSDR Version 2.80 の詳細は ➡ HDSDR Version 2.80 インストール手順

OmniRig V2 のセットアップダイアログが、設定どおりになっていることを確認する必要がある。その方法は以下のとおり。

[Options] をクリックまたは [F7] キーを押す。

[CAT to Radio(Omni-Rig)] をクリックする。

[OmniRig Setup] をクリックすると、OmniRig V2 のセットアップダイアログが表示されるため、確認する。

もしも、何かの間違いで設定とおりに表示されない場合は、ここでも設定できる。

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ここでは、SDR hardware coupling ダイアログを表示し、HDSR と IF 出力に接続されており、これから使用する無線機(Omni-Rig ナンバー)を設定する。

[Options] をクリックまたは [F7] キーを押す。

[RF Front-End Configuration] をクリックする。

[ ◉ SDR on IF output,which is controlled] ラジオボタンにチェックを入れる。

[manually] のプルダウンメニューから、これから使用する無線機(Omni-Rig ナンバー)を選択する。

最後に、[Apply] をクリックし、右上の終了ボタンでダイアログを閉じる。

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